脳卒中とは?
- 「卒中」の意味は、突然に急激な症状を発作的に起こすことを言います。
ですので、「脳卒中」は「脳」が急激な症状を発作的に起こすことです。 - 「脳卒中」の症状としては、
(1)手足の麻痺やしびれ
(2)ロレツが回らない
(3)激しい頭痛
(4)意識の混濁
などの症状が、「突然」起こるのが特徴です。 - 「脳卒中」は大別すると二つに分かれます。
(1)脳の血管がつまる「脳梗塞(のうこうそく)」
(2)脳の血管が破れて出血する「脳出血」と「くも膜下出血」
また、「脳梗塞(のうこうそく)」には状態により三つに分けられます。
(1)脳血栓症 脳の血管が詰まったり狭くなったりして血流が悪くなった状態
(2)脳塞栓症 脳の血管に血のかたまりが流れてきて血管を塞いだ状態
(3)一過性脳虚血発作 一時的に脳の血管が詰まった状態 - 脳卒中になる原因
動脈硬化や血栓をつくる因子の全てが脳卒中の危険因子です。
とりわけ、「高血圧」は動脈硬化を促進させ血管に傷を作りやすいので注意が必要です。
この他にも、血栓ができやすくなる「高脂血症」「糖尿病」「心臓病」「高尿酸血症」なども「脳卒中」に大きく関係します。
生活習慣では、喫煙、飲酒、肥満、ストレスが主な原因とされています。
脳卒中とは?